2008-05-30 「後期高齢者医療制度」はただちに廃止の声が!
_ わずかな年金から後期高齢者医療保険料の2回目の天引きの日(6月15日)がやってきます。
_ 新聞に目を通すと各界の方の批判の声が載っていたので、ここに紹介します。
_ 中曽根康弘元首相 「後期高齢者という名前が実に冷たい機械的な名前だ。一般的には元に戻せという議論が強い。至急元に戻して新しくもう一回考え直すという姿勢をはっきりとる必要がある。」
_ ジェラルド・カーティス(政治学者) 「どうして年寄りを特別扱いして、診療報酬も別立てにするのか。日本はお年寄りを尊敬するという価値観、伝統があるのに。何で日本はこうゆう国になったのか(25日放送のTBS系番組=時事放談)」
_ 岩見隆夫・毎日新聞東京本社編集局顧問 「こんな情けない政治を目のあたりにしようとは、思いもしなかった。いかに制度論として理屈が通っていても、人生の最終コーナーを力走中の75歳以上を隔離する無神経と非情は許せない=毎日新聞24日コラム・近聞遠見」
_ 人をそまつにする政治は憲法違反です! 2年前、法律を強行採決した与党は国民の声を真摯に受け止めなければなりません。
_ 憲法前文(前文)「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、・・・そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」
_ 今日紹介する写真は、雨の中剥がされたポスターと現在市民のみなさんにお願いして掲示されているポスターです。