森徹(もり とおる) 速報情報日誌


2008-05-04 9条世界会議 in 幕張メッセに1万5千人が集う

_ 作家の井上ひさしさん、「世界がもし100人の村だったら」を出版した池田香代子さん、元日弁連会長の土屋公献さんらの呼びかけによる『9条世界会議』が千葉県の幕張メッセで開かれ参加しました。

開催を告げるポスター

_ 少し早めに家を出て会場に着きましたが、すでに入り口付近は長蛇の列。なんとか2階席に座ることができましたが、開会前に3階まで満席状態、司会者から会場の外には3千人が入れないでいるとの報告。(この様子はインターネットで紹介されています。)

_ 憲法9条の意味をいまあらためて、世界の人々と考える『9条世界会議』は午後1時半から夜9時まで開会式・全体会が催され、講演やトーク、合唱、など多彩な企画でした。弁護士合唱団による第九の合唱は圧巻。

_ 世界会議には、海外からも法律家団体やNGO代表など30カ国150人の参加がありました。5日も分科会が行われます。

_ 北欧の著名人から「日本が憲法9条(戦争の放棄、軍備及び交戦権の否認)を守っていたら世界のリーダーになれた」のメッセージが寄せられていました。

_ 『イラク、アメリカ、日本』のトークセッションはイラク戦争に従軍したアメリカ、イラクの元青年兵士と作家の雨宮処凛さん、司会はイラク支援ボランティアで活動する高遠菜穂子ですすめられ、貧困・格差・戦争などがリアルに語られました。

_ 「平和憲法は日本の市民が日々選びとり、61年間努力して維持し続けてきたもの」「民主主義は戦争を否定して初めて本物になる」の訴えに、感動を共有できた一日となりました。

_ 15年ぶりに憲法改定反対が、賛成を上回ったと読売新聞が報道。

東京新聞(5月5日)には『「9条で命守られた」9条世界会議 高遠さん語る。』の記事が23面社会面で報道されています。

画像の説明画像の説明画像の説明

日記内検索

最近の更新