森徹(もり とおる) 速報情報日誌


2008-07-03 道路問題で東京都と話し合い

_ 調布保谷線、府中所沢腺の住民運動「六市連絡会」は東京都(北多摩南部事務所)と話し合いを持ち、「三鷹3・3・6号線道路を考える会」から私を含め3人の世話人が参加しました。三鷹市内の用地買収は今年3月時点で57%(面積比)、完成予定の2000年(平成22年)より遅れています。

話し合い風景

_ この道路の整備方針が出された、1987年(昭和63年)、21年前と今日の「道路の必要性と車の交通量の関係」に大きな変化が起きていること。地球温暖化と車社会からの転換、ガソリン高騰と車離れの現状などが出され、「今日の交通需要・車の混雑度から、ここに四車線の道路が必要だろうか」など突っ込んだ話がなされました。

_ 担当課長は「責務として四車線すすめているが、情勢の変化があれば対応することになる。今後政策が変わっていく、自分自身もわからないところ、今後の変化は否定しない。」の話もありました。

_ 「六市連絡会」は事業計画の車道・四車線を停車帯付き広幅員の二車線として、残余の二車線部分は環境施設帯に一体とし、自転車専用レーンの設置で「人と環境に優しい道」づくりを東京都に要求しています。

_ 車を沢山通すための道路づくりは今、転換点に来ているのではないでしょうか、、、?。 自動車中心の四車線道路から自転車専用レーンが設置された新しい道路への見直しが必要です。

_ 「地球の温暖化と調布保谷線」、新しい運動が私たちに求められています。

_ 「緑と環境を守るまちづくり」をテーマに議員活動に取り組んできましたが、新たに「地球温暖化」という大きなテーマが課せられています。

 

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2008-07-06 市民は軒並み値上げラッシュに悲鳴! 三鷹市が「家庭ごみの有料化」を検討!

_ 7月6日付けの「広報みたか・No1382」読みましたか?

 一面には載っていません。ページをめくらないと出てきません。

3ページに「家庭系ごみの有料化を検討しています」の記事が出ています。ぜひお読みください。

 

 三鷹市が「有料化の目的と効果について」5点掲げていますが、その第一に、「有料化収入を活用した環境施設の拡充」のためとしています。

_  家庭ごみ有料化で、約2億円の市民負担といわれています。一世帯5000円くらい負担増になります。

_  スーパーに買い物に行っても軒並みの値上げでなかなか手が出ません。毎日の暮らし本当に苦労しています。

_  今日から洞爺湖サミットが開催され、環境問題が大きなテーマのひとつとなっています。

 三鷹市の値上げの理由・目的が「地球温暖化対策など環境保全施策の拡充の費用に当てる」としていますが、2億円の市民負担はきついです。生活が本当に大変です。

_  2億円を市民に負担させるのは止めて、予算の無駄遣いはないか、みんなで検討・議論が必要ではないでしょうか。

 下記の日程で「意見を聞く会」が行われます。参加しましょう。

_  「意見を聞く会」開催・日時

 大沢コミュニティセンター  7月13日(日)午前10:30〜

                7月24日(木)午後 7:00〜

 牟礼コミュニティセンター  7月13日(日)午後 2:30〜

                7月25日(金)午後 7:00〜

 井口コミュニティセンター  7月19日(土)午後 2:30〜

                7月28日(月)午後 7:00〜

 井の頭コミュニティセンター 7月15日(火)午後 7:00〜

                8月 2日(土)午後 2:30〜

 新川仲原コミュニティセンター7月12日(土)午前10:30〜

                8月 1日(金)午後 7:00〜

 連雀コミュニティセンター  7月22日(火)午後 7:00〜

                8月 2日(土)午前10:30〜

 三鷹駅前コミュニティセンター7月12日(土)午後 2:30〜

                7月29日(火)午後 7:00〜

_  <三鷹市自治基本条例 から> 

 第2章 市民及び市民自治 地域における市民の権利、責務等

 第4条 ②項 市民は、地域の諸課題の解決に向けて自ら行動し、市民自治を実現するため、まちづくりを主体的に行うことができる。

 第4章 執行機関 市長の責務

 第9条 市長は、その地位が市民の信託によるものであることを認識し、市政の代表者として市民の信託に応え、市民自治の理念を実現するため、公正かつ誠実に市政運営に当たらなければならない。 

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2008-07-13 田中正造の足跡・足尾鉱毒事件を歩く

_ 知人(元JR中央線運転士)の誘いで、足尾鉱山の鉱毒事件と闘った田中正造の足跡を訪ねる旅に参加しました。

集合場所のJR佐野駅に着くと金子満広さん、(元衆院議員・国鉄水上機関区で電気機関士だった)の元気な姿もありました。

郷土博物館内部炭鉱跡炭鉱跡と抗夫墓地枯れた山肌

_ 時の明治政府の国会は300議席、大衆の立場で活動した国会議員は中江兆民と田中正造のただ二人だったそうです。田中正造は情理兼ね備えた運動を最後まで貫いた民衆の政治家であったことも学びました。

_ 田中正造は「東京押し出し」という、国会請願を初めて組織した人であり、世界軍備全廃を呼びかけた信念の政治家であったことも知りました。

群馬県佐野市の生まれ。市立田中正造郷土博物館で学芸員の説明を受けた後、渡良瀬川に沿って足尾鉱山跡に向かいました。明治政府の廃村命令の松木村の跡には、草むらに墓石が立っていました。

抗夫墓 碑松木村跡の墓碑

2008-07-15 新鮮な野菜

_ 今朝8時過ぎ、ピン・ポーンと玄関のチャイムがなり宅急便で埼玉の知人から家庭菜園で取れたインゲン豆が送られてきました。

_ 早速油でサッと火を通し、いりこ(煮干)と醤油と水少々で煮込み、朝食の食卓に登場しました。

_ このやり方は亡き母から教わったもの。簡単調理でご飯がおいしくすすみます。みなさんもやってみてはいかがでしょうか?。もちろん食材は国内産にかぎります。

 

新鮮なインゲン豆

2008-07-29 第50回 自治体学校 in 大阪

_ 暑〜い、大阪で開かれた自治体学校に参加してきました。

今回のメインテーマは「今こそいのちと地域を守る地方政治を!ー安かったらええんか 自治体の仕事」、自治体学校発祥の地、吹田市で開催され全国から1800人が参加しました。

“自治体学校に参加したい”と気持ちを動かすもののひとつに記念講演があります。

 今回の講師は、京都大学大学院経済学研究科・岡田 知弘教授。テーマは「激動の世界と日本の地方自治」です。「世界経済の危機と日本」、「構造改革の帰結と格差と貧困の拡大」、「地方自治・住民自治をめぐる新たなうねり」など本当に勉強になりました。

_ 2日目の分科会は「大阪湾ムダ使い 検証・エコクルージング」に参加。漁船で海から大阪湾の埋立地をめぐり、大阪市の海岸開発・第3セクター破綻の現場を元「週刊釣りサンデー」会長の小西和人さんの案内で見学すろことができました。

元「週刊釣りサンデー」編集長の小西和人さんの解説大阪オリンピック選手村へ架かる橋だが、オリンピックが招致できず、まったく使われていない橋

_ 大阪市は湾岸部に超高層ビル、埋立地を結ぶ豪華な橋や地下鉄、需要もない大型コンテナ船のための大型バース(埠頭)を計画。バブル経済が崩壊すると無理な建設をあくまで推進するため、2008年(今年)のオリンピックを大阪に招致することを口実にした、WTC(大阪ワールドトレードセンター)や夢舞大橋(事業費635億円)、大水深バース(事業費338億円)を建設し、オリンピックが北京に決まった後も1兆1000億円もかけて沖合いに新人工島を今も埋め立て中です。(写真)

大型タンカーが入らぬバースと大型クレーン今なお工事が続く人工島

_ 大阪市の市債(借金)の残高は5兆6067億円、市民1人あたり214万円にもなっているそうです。

_ あきれたのは舞洲ごみ焼却場、オリンピックをやれば、メーン会場の入り口に位置するのでオーストリアの芸術家にデザインを依頼、工費は621億円、赤や黄色のUFO煙突に21億円の税金が投じられたそうです。案内の小西和人の話では、市議会がオール与党(自民・公明・民主・社民)の時代に公共事業が決まったそうです。

オーストリア人の芸術家にデザインを依頼した焼却場

_ 東京都の臨海部開発と同じようなやりかたです。石原知事のオリンピック東京招致と無駄な公共事業は大阪市の失敗の教訓をいかさなければなりません。


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